太陽と遊び、月と歌い、友と語った。”未来に旅立つ宇宙ステーション

Dynic Astropark Tenkyukan History
1996年4月


新小惑星「Miyazawakenji」誕生!


No5008「Miyazawakenji」


報告式で話す村山氏

坂部会長から宮沢清六氏へ

 宮沢賢治は、1896年、花巻市で生まれ、1933年9月21日に永眠。37年間という短い生涯ながら、農業技術者として農民の指導にあたるかたわら、すぐれた多くの詩や童話を残しました。今年は宮沢賢治生誕100年にあたり、彼をしのんで全国各地で多くの催しが開かれています。
 天究館では、宮沢家と親しいことから、発見した小惑星に「宮沢賢治」と命名。4月22日、花巻市において、坂部会長、村山先生から宮沢清六(賢治の実弟)氏、吉田花巻市市長に「命名報告文」と小惑星の写真が手渡されました。
 「宮沢賢治」という”すぎなの胞子”にも満たない小さな星は、太陽系の一員として永遠に輝きつづけることになりました。このことを誇りとし糧とし、「星」を見ることを通じて、賢治さんが考え、行動されてきた「自然とともに生きる」ことを、一人でも多くの人々に伝え広げて行きたいと思います。



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