四大小惑星ジュノが見ごろ。
4大小惑星の一つであるジュノが見頃になっています。2月はうみへび座頭のあたりにいますが、2月8日に衝を向かえて観望の好機になっています。ただ少々暗い天体(8.3等)なので肉眼では難しく双眼鏡などが必要になります。星図を用意して予報されている位置を丹念に探せば見つけられるでしょう。3月にはかに座に入って、6月にはレグルスに接近します。
木星とガリレオ衛星を追いかけよう。
今年1月1日に衝を迎えましたが、現在宵のころ頭上高く輝き観望の絶好機になっています。特に天頂付近にきた惑星は大気の悪影響が少なくなり、望遠鏡を使って高い倍率を使用するのに好都合になります。木星表面の縞模様などきりっと締まって思いのほか良く見えることと思います。またその衛星達もめまぐるしく回っているのが追跡できるでしょう。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今月の惑星と月
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
水星 明け方の東南東天でゆっくり高度を上げ、22日に西方最大離隔となります。地平高度が最も高くなるのは15日ですが日の出30分後の高度は9°と条件はもう一つです。光度
+1.4等 - +0.2等 - 0.0等
金星 夕方の西南西天の低空で、ゆっくり高度を上げてきます。まだ高度は低く日没20分後で5°ともう少し高度がほしい。光度-3.9
火星 うお座からおひつじ座を順行中、21時30分頃には西天に沈みます。視直径がさらに小さくなって5"台。光度1.1
− 1.2等。
木星 ふたご座を逆行中、1月1日に衝になったばかりで観望の絶好機が続いています。夜半前に南中してほぼ一晩中観望可能です。光度
-2.6 − -2.4等級。
土星 おうし座で8日に留。夕方に南中して夜半過ぎに西没する。夜半前の高度の高い時間が観望の好機です。
-0.1 - 0.0等。
天王星・海王星 両惑星とも太陽に近く観望は難しい。
冥王星 へびつかい座にいますが、明け方の東南東低く観望は困難。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
月 下弦:4日(月) 新月:12日(火) 上弦:20日(水) 満月:27日(水)
|