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本章は1919年(大正8)の「日本クロス工業」(京都・上京区)創立から、天神川工場(京都・右京区)の建設にともなって、本社・工場が同地に全面移転するまでの10年をおさめている。創立のいきさつに関連して、創業者・坂部三次の経歴にふれながら、あわせて日本における「クロス工業」発祥の経緯についても、おおまかに記載した。 創立後10年問にみる軽営上のエポックは何か。まずは関東大震災後の「教科書復興」「円本ブーム」で、クロス専業メーカーとしての基礎を固めたことがあげられる。さらに天神川工場建設と本社移転は、西陣の町工場から脱皮して、第2テップの新しい飛躍を予感させるものがある。 |
創 業 (1919〜1929) |
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