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戦後の経済復興が本格化する1949年(昭和24)から高度成長の始まる1959年(昭和34)までの10年間は、日本クロスが最も急成長をとげた時期であった。 戦時規制によって別個の事業体になっていた開南染工化学、大和クロス、九州クロスを順次に吸収合併、それぞれ染工部東工場、東京工場、福岡工場とするなど、企業規模の整備・拡大に向かっている。 業容の拡大も積極的に進められた。なかでもビニール、不織布部門への進出は総合クロスメーカーとしての道筋を開き、現在にいたるダイニックのフレームワークを築いたといえる。 東京工場の新築も、将来を見すえた経営エネルギーの発露が顕著であり、近代的な設備による同工場は本社工場とならぶ主力工場として、高度成長期の躍進を担ってゆくことになる。 |
飛 躍 (1949〜1959) |
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